不動産登記は、権利を守るために重要な役割を果たしています
大切な財産である不動産の表題(所在や面積などに関する事項)や権利関係(所有者や担保権などに関する事項)を、登記簿に記載して公開することにより、持ち主や担保権者の権利を保護・証明するとともに、取引相手の安全を図ります。
不動産登記につきましては、いつまでに申請しないといけないというような期限はありませんが、権利関係や登記事項に変更が生じた場合は、ご自身の権利を守るためにも、なるべく早く登記申請をされることをお勧めいたします。
ケースに応じた登記の種類と費用の目安については、下の表をご覧ください。
不動産登記の種類と費用
(平成26年8月1日現在)
■報酬(税込) ★登録免許税 (費用は目安です)
- 家を建てた
- 所有権保存登記・・・■22,000円~ ★固定資産評価額の0.4% ※前提として表題登記が必要です・・・土地家屋調査士の業務です(ご希望に応じてご紹介いたします)
- 不動産を購入した
- 所有権移転登記・・・■55,000円~ ★固定資産評価額の(土地)1.5%(建物)2.0%
- 不動産を相続した
- 所有権移転登記・・・■60,000円~ ★固定資産評価額の0.4%
- 不動産の贈与を受けた
- 所有権移転登記・・・■50,000円~ ★固定資産評価額の2.0%
- 建物を増築した
- 表題変更登記・・・土地家屋調査士の業務です(司法書士による登記が必要な場合もございます)
- 建物を取り壊した
- 建物滅失登記・・・土地家屋調査士の業務です(ご希望に応じてご紹介いたします)
- 不動産を担保にお金を借りた
- (根)抵当権設定登記・・・■40,000円~ ★固定資産評価額の0.4%
- 住宅ローンを完済した
- 抵当権抹消登記・・・■12,000円~ ★不動産1個につき1,000円
- 住所を移転した
- 所有権登記名義人住所変更登記・・・■10,800円~ ★不動産1個につき1,000円
- 氏名が変わった
- 所有権登記名義人氏名変更登記・・・■10,800円~ ★不動産1個につき1,000円
上記報酬は目安ですので、不動産の価格・個数、作成・請求する書類の内容・通数等によって変動いたします。
登録免許税の他に、登記事項証明書、戸籍謄本等の取得に伴う費用、郵送料、交通費等の実費がかかります。